[shokuraku]

2025年05月16日

　　　　　　　　　　　　　　＜集団生活が苦手なお子さんへのABA支援＞

こんにちは。児童発達支援施設「はるプラス港南」です。

今回は、集団生活が苦手なお子さんへの支援についてご紹介します。はるプラスでは、ABA（応用行動分析）の手法を活用し、子どもたちが無理なく集団生活に馴染めるよう、一人ひとりに合わせた支援を行っています。

まず、言語や社会性、運動、学習などの発達状況をアセスメントで丁寧に評価します。これにより、例えば「お友だちとの関わりが難しい」「ルールが理解しづらい」など、集団での具体的な課題を把握します。
次に、評価結果に基づき、短期・長期の支援目標を設定し、それぞれの子どもに合ったABAの手法を選択します。たとえば、望ましい行動ができたときに褒めたり、好きな遊びを報酬にしたりする“ポジティブリインフォースメント”を取り入れ、自然に行動を伸ばしていきます。
支援は、少人数から始めて徐々に大きなグループに移行するなど、段階的な適応を重視。モデリング（お手本を見せる）やロールプレイ（練習）も活用し、実際の場面で役立つスキルを身につけていきます。
進捗は定期的に確認し、支援計画を見直します。お子さんの成長に合わせて柔軟に目標や方法を調整することで、無理のない支援を続けています。

また、ご家庭との連携も大切にしています。ABAの考え方を保護者の方にもお伝えし、ご家庭での関わり方についても一緒に考えています。定期的な面談を通して、家庭と施設が一体となって子どもの成長を支えていきます。
「できた！」の経験を積み重ね、自信をもって集団生活に参加できるよう、これからも丁寧な支援を行ってまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　＜送迎サービスについて＞
はるプラス港南では、横浜市の港南区、栄区のほぼ全域、磯子区の北部を除いた範囲で送迎サービスを提供しています。ご自分の自宅が送迎範囲かどうか、その他なんでもお気軽にお問い合わせください。